社員座談会

次年度入社予定の現役学生と若手社員による座談会を行いました!
仕事のやりがい、将来的な目標、社内の交流、ワークライフバランスから入社前後のギャップや貯金のことまで、これから働くにあたって知りたいあれこれをざっくばらんに語り合いました。
※所属、内容は座談会実施当時のものになります。

\ メンバー /
岩﨑 飛竜
2018年入社 総合職(研究)
環境エンジニアリング事業本部 設計支援グループ
大学院国際開発研究科国際協力専攻(修士)
伊藤 美羽
2021年入社 総合職(研究)
サスティナビリティ・デザイン事業本部 まちづくり・社会システムチーム
大学院理工学研究科環境システム学専攻(修士)
カリアスンダラム
マヘッシュワリ(マヒ)
2022年入社 総合職(研究)
海外環境事業本部 技術協力グループ
大学院地球環境学舎環境マネジメント専攻(修士)
内定者Aさん
 
内定者Bさん
 
内定者Cさん
 
内定者Dさん
 
\ 座談会 /

 

仕事上の中期目標、長期目標はあるかをお伺いしたいです。
まだ入社1年目なので、100%コンサルタントと言えるレベルにないと思っています。
コンサルというのはただ自分の専門のフィールド分野だけを知っておけばいいのではなく、いろんなことが必要です。
その上で、将来的には完璧にこなせるようになりたい、自信を持ってやれるようになりたい、と思っています。
また、私は外国人なので、日本語レベルを向上させたいです。今でも話せることは話せるんですけど、仕事でレポート書いたりするにはもう少し丁寧な日本語が必要だと思っています。
中長期目標に関して、漠然とは持っています。今マヒさんが言ったみたいに全部を知っているようになりたいと思っています。
私は3年目なので、本質的に業務のすべてをバックグラウンドまで知っているかと言われると、現状そうではない。中期的目標としては、そういうところを理解して全体を分かるようになること、そして実質的な主担当として一個の業務を動かせるっていうのがひとつの長期目標と思っています。
中期目標とか長期目標は私も持っています。
エックスでは、年度切り替えの時に役員と各個人とで面談をするんですね。1年間の自己目標を定めて、それが1年通してできたか達成度を見ることをします。自分の中の自己評価と、チームリーダーや本部長の人たちによる客観的評価を突き合わせる面談をします。そこで、自分の中で短期目標、要は1年間の目標と、長期目標としての将来になりたいキャリア像を定めます。
この会社ではそれぞれがいろんな方向性・考え方で仕事を捉えています。内定者の皆さんも、こういう方向性じゃないといけないってことはないのかなと思います。
 
伊藤さんは計画的配置転換制度で入社2年目までいた部署から今年度異動したのですが、異動してみてどう感じていますか?
まず業務の性質が違います。今までいた環境リスク管理チームだと9割5分が環境省業務です。そこでは、法律だったり、条約があって、それに基づいても何かを作るとか調査するみたいな業務が多かったんですけど、今のまちづくり・社会システムチームだと、自治体の実際に動かすところを担当しています。本当に市民の方々にとってどうか、みたいなところに関わります。
ですので、トップダウンじゃなくてボトムアップ的な、エンドユーザーにより近いところも違うなと思います。
また業務内容としても、これまでやったことがないようなGIS解析とか、イラストレーターを使ってワークショップのチラシを作ったり、土日の住民ワークショップなどを運営するのは今のまちづくりチームならではのことです。
中長期的に見た時には、このような業界を広く見るような経験も生きるかなと思っています。
 
会社が自分の人生の目標にどんな影響を与えたのか、仕事をする中で描いていたキャリアパスがどう変化してきたかについて教えてください。
僕はこの会社に入る前に描いていた夢というか、理想の仕事のあり方が自分の中にあって、それで就活をしてて、その上でこの会社に来て働き始めてから、その理想みたいな考え方は結構変わりました。
僕は観光学・旅行の勉強をしていたので、地域交流を使ったお金の落とし方をやりたいなと思っていたんです。ただ、配属になったのは環境エンジニアリング事業本部なんですよね。環境エンジニアリングなので、工学ができないと話が進まない。
なので、僕の中では数学とか数字みたいなものを扱いたくなくてずっと逃げてきた人生の中で、結局仕事を始めて付きまとってくる数字っていうものを扱わないと、みんなが納得する根拠として示すことができない。
今必死に勉強してそれをお客さんの前に持っていって、お客さんに納得してもらう。それで次の仕事をもらったりするところにやりがいを感じ始めています。自分が最初に描いていたものからプラスの意味で変わっていっている感覚はあります。
長期的には、数的処理とか工学とか環境的な側面から自分の地域交流っていう理想に向かってどうやっていけばいいのかなということを、ちょっとずつ仕事をしながら考えています。
私はコンサルになりたくて大学院に行ったところがあったので、自分の中で環境コンサルになるっていうのがそもそも近い将来の目標ではあります。一方で、職業としてはなれているけれど実質的な環境コンサルタントにはまだまだ道半ばと思いますので、そこに対して頑張るしかないという感じです。それに加えて、結婚などのライフステージで、人生設計上うまく仕事とプライベートを両立することが重要だなと思っているので、それが今のところ人生の目標だと思っています。
私は、先生になりたかったんですね。なので、将来的にはいつか先生になります。
でもコンサルを選んだ理由はそのまま博士を持って、その後先生になったらその間の実際に現場がどうなっているのかがよく分からないと思って、実際に現場に入って市民、自治体、産業、事業者とかがどう動いているのかをちゃんと把握する必要があると思いました。
自分の将来の目標には近づいていると思いますが、もしかしたらこの会社の経験の中で、いや、先生よりもこっちの方がいいと思って、次の道を選んでもいいとも思います。
 
数学が苦手という話もありましたが、仕事を何年か続ける上で後悔というか、これをやっておけばよかったということはありますか?
僕は現在最終処分場の設計をしています。その中では処分場の立体的な数的処理ができるとか、地図上で緯度計算を使ってどの座標に置かれるか、収集する車両とかそれを処分場へ運び込む車両がどのくらいエネルギー消費があるか、CO2が発生するとかそういった計算をするのですが、もともとの数学に対する考え方が僕には本当になかったから、なんでこの計算を今使うかが分からない。そこに結構苦しみました。
ただ、6年目の今は、何度も数的処理の作業を繰り返しやってきたおかげで、仕事を任せてもらってお客さんとやり取りし、仕事をやり切ってお金をもらうということができるようになりました。
 
仕事を効率的に進めるコツはありますか?
聞ける人に聞くことです。もちろん何も考えずに質問ぶつけるっていうのは良くないので、自分の中でこうだろうなと仮説を持って聞く。「こういう仮説になるから、こういう結果を出せばいいんですか?」って聞くと、「いやいやお客さんが求めているのはこういうゴールだから、こういう資料が必要なんだよ」って教えてもらえると下手に遠回りしないで、その資料作成に取り組める。その上でゴールに着いた時に、「ああ、こういうことだったんだな」って振り返ると効率的に進めるかなって、僕の中ではそういうやり方をしています。
6年目にもなってもいろいろみんなに聞いてるので申し訳ないなって思うんですけど、聞くことは恥ずかしくないなって思っています。みんな最初は素人ですから。
そうですね。分からないまま進めちゃうのが一番危ないから。分からなくて当たり前ですよね。
聞く前に準備して聞くってことですよね。自分が一番思考するんです。考えてから聞く。上司の貴重な時間をもらうって考えると気軽に聞きづらい時もあるので、準備して何を聞くかとかまずメモして聞くようにはしています。
確認しないで進めた結果、無駄な時間を業務内で使うのは、それでも私はお金をもらっちゃってるわけだから、その時間に対してなるべく短距離でいけるようにと思っています。
 
帰る時間は決めているのでしょうか。その時間を目指して頑張っているんですか?
僕の場合は朝まず来て、当日のToDoリストを作ります。それは時間まで決めるんです。11時半までにこれ、お昼までにこれ、午後1時までにこれと。
最初のうちは多分時間を超えちゃうんですよ。それがどんどん設定した時間になってくれば、自分の作業効率も上がっているし、能力も上がっているっていう簡易的な評価にもなるから、僕は毎日意識しています。やればやるほど早くなると思います。とにかく時間を意識するっていうのは大事。なにせコンサルは仕事量が膨大なので。
 
今就活生になったとして、実際に働いて得た視点などを踏まえて、過去の就活生だった自分に何を伝えたいかを教えてください。
数学をやっとけよって当時の自分には言いたいですけど、それが自分はできないのが人生だったので。会社に入ってからやったことが自分の中の価値だと思うので、そこは切り替えています。
ただ仕事してるとお金の動きが好きになって簿記など自分で勉強していて、資格を取ったりもしているんですけど、そういった観点は結構ビジネスに必要です。事業者が新しい処分場を作るための建設費とか、それに対して補助金がどのくらい、何十年という供用期間で何年になったら黒字に戻せるかという検討に生かせています。
私は就活生の時に持っていたコンサルという職業のイメージとのギャップはあまりないです。ただやっぱり自分がやっていた研究に近いことでお金をもらえたらいいなって思っていたけれど、それは現実では難しいことや、自分が今やりたいからといって、それでお金を稼げるわけではないことを実感しました。
なので、いい意味で入ってから勉強しないといけない。入ってから体系的に全部を学ぶのはやっぱり難しいけど、自分の触れたものから吸収してそこから広げるみたいな勉強の仕方、きっと社内みんなやっているので必要で、そうしないと仕事にならないっていうのは日々感じています。そういう意味で入ってから勉強するんだよと、就活生の時の自分には伝えたいです。
私はどちらかというと就活している私よりも、内定式の時も内定いただいてる時点や、入社した時の私にアドバイスをしたいなと思います。
私は秋入学・秋卒業なので、就職と修論を同時にやっていたのでとっても難しかったです。でもラッキーだったのは、多くの会社に応募したわけでもないのに、その中でもいいと思った当社に入れてラッキーだったんですね。
正直、当社に入ってからはこんな私がこの会社で働いて良いのかと。英語ではImposter Syndromeと言うんですね。周りの人はとっても優秀で私はそこまでできないと思えてしまって、とても苦労したんですけど、「1年生だから何も知らないのは当たり前じゃないですか。これからなんですよ。」と入社した時の私に言いたいです。「仕事がないのは自分が悪いじゃないんです。仕事がなければちゃんと上司に言って仕事ないです、くださいってはっきり言うべきです。」失敗をしても苦しんで悲しまずに、そこから何を勉強したのか先輩や同期と一緒に意見交換して、その次を見ていくべきだなと入社したばかりの私に言いたいです。
 
同期のつながりの視点では皆さんどうですか?
私は同期に男性が3人いるんですけど、ちょくちょく飲みに行ったりとか見かけたら一緒にランチ行ったりとかします。
自分自身が1年前や2年前とかの近い年次入社の先輩が今どんな感じかを聞きたかったなと思っていたので、最近、下の1、2年目の子たちを誘って若手飲み会とかいって15人ぐらいで年に2回ぐらい定期的に飲んでいます。昨日も同期から手持ち花火をしようって言われて、1、2、3年目で5、6人ぐらい集まって花火して飲みました。マヒさんはどうですか?
私は秋卒業なので、11月からスタートしたんですね。
なので、私の同期はみんな翌年4月からのスタートで、一番同期らしいのはハムザさんという同じ年の10月から入った方です。
ハムザさんはモロッコ出身で、2年間モロッコで働いた経験があり、博士を持っている先輩なんですけど、2人とも外国人でわからないことも多く、このメール何?、この人誰?とか全部Teamsとかで相談しながらやっています。それはとても頼りになります。
加えて、後から入って来た同期とも一緒にランチしたりしています。いい関係だなと思います。
 
ちなみに、貯金はしてますか?(一同爆笑)
僕は貯金しています。もともと実家にいたんですよ。去年くらいから実家を出たんですけど、それまでに結構貯金額が大きくなったので、車を一括で買いました。
スノボをやるのでSUVの車を買って、いい加減お金も貯まったんで実家を出て、そこで引っ越し費用とか相当使いましたね。これはまた貯金し直しですね。
自分の好きなこととか、自分のライフプランを考えて、やっておきたいことが何個かあるんで、それをやるためにお金を貯めています。
収入の何割くらい貯金してるんですか?
毎月10%くらいしています。ボーナスは別ですね。
ボーナスは今回、引っ越しに使っちゃったんですけど、10%くらいは貯めておけばいいのかなって、お父さんが言っていて、毎年毎年パーセンテージを大きくしていく。
お父さんの教えにしたがって、そういう風にしています。
エックスの場合、ボーナスは結構大きい額が出るので、ボーナス分だけを貯金しても貯まると思います。
私は実は奨学金の返済が毎月あって、あと積立NISAをしているから、それを抜くとそんな額でもないかなって感じ。でもNISAを含めたら、2割くらい貯金している。
ボーナスは使わなきゃいけないイベントがなければ使わずに貯めています。
結局、旅行でまとまって使ったりとかするためにプールしておいてという感じ。
 
まだ年次が浅いとは思うのですが、その中でもエックスを辞めないで続けている理由はなんですか?
僕は僕の仕事自体が自分は向いているとは思ってないんです。他のみんなは理系の大学院に出てきて、衛生工学とか建築とかそういったことに長けている。昔から工学、数学やってきた人たちが大学院のレベルの話をずっとしているんですね。
その中で自分はなぜここにいるんだろうってなったときに、環境エンジニアリング、廃棄物とかリサイクルとか資源循環のことなんですけど、食いっぱぐれることがしばらくないなと、エネルギーだったり脱炭素だったりってことは、ここ数十年、百年くらいは産業としてあり得る。
他の業界に比べると安定して上昇していく業界にあるのかなと。観光を学んだ僕の同期は旅行業界が多いんですけど、やっぱりコロナ禍でCAや旅行代理店で働いてる友達が辞めていることを見ていると、今の「環境」という自分に与えてもらった分野でやるほうが生きていけるかなと。ただ自分の中でストレスを抱えている部分もあるので、この会社でできることの幅を広げるのか、もう少し視点を変えて環境要素を伴う取り組みを行うのかというのは、今の僕の知識とかスキルとか業務で蓄積しつつ、次の展開をどうしようかと考えています。
転職するかもしれないし、この会社でそれに結びつくかもしれないし、その可能性っていうのは自分の中でどれくらい蓄積できるのかっていうところを考えています。
仕事を続ける上でのモチベーションとして、「やりがい」というのは結構大きいポイントだと思うんですけど、その点はどうですか?やりがいをあまり感じていないと長くは続きづらい、と私自身の経験からも思ったりするのですが。
食いっぱぐれないこととやりがい、どちらも重要だと思います。
私は理系出身で、環境コンサルになりたくて、なりました。
環境コンサルって調査会社とか分析会社もあって、そういう仕事も就活の時受けたし、内定ももらっていたんですけど、やっぱりお金がちゃんともらえるというか、自分が働いている対価をちゃんともらえているというのもモチベーションにはなっていると思うんです。
また、自分が大学で教わっていた教授と仕事ができている。業務を発注してもらっているんじゃなくて、検討会の委員として参加されているんです。同じ場で議論ができている、プロジェクトを一緒に進めるみたいな感覚です。教えてもらった人と一緒に仕事をできるというのは、同じ業界の仲間入りできた感じで嬉しく思うので、私の中でそれもやりがいになってます。
あと、社会に役立っているなというか、そういうのを感じるとやりがいだなと。きれいごとっぽく聞こえるけど、でも実際そういう風に自分が役に立っているんだって思わないとやっていけないなと思うので、それもやりがいになってます。
伊藤さんと同じく私も元々環境問題にとても興味があって、小さい頃から気候変動などにとても興味があったので、この分野自体はとてもモチベーションがあります。
また、当社は日本企業なんですけど、とてもフレキシブルに感じています。例えば私は去年の11月に入社したんですね。10月はインドに帰って、1ヶ月休んでから入社したんです。内定式もインドからオンラインで参加したんです。そこはとても安心しました。
今もインドに帰りたいと上司の方に相談しているんですけど、相談に乗ってもらえて、いろいろ工夫してくれます。また、担当役員も何でも理解してくれますし、ちゃんと我々の話を聞いてリスペクトしていると私は感じています。
同じように日本企業に就職した他の外国人の友だちの話を聞いていても、そういったフレキシビリティは他の日本企業よりも当社の方があるな、と私は感じます。あくまでも個人的な意見、経験になると思いますが。
働き方のことで、例えば1ヶ月ぐらい休んでも大丈夫だったりしますか。
ケースバイケースです。
例えば私の海外環境事業本部のフランス人の方は完全にお休みとは言えないですけど、リモートワークも含めて3週間フランスに帰っていました。でも長い期間、4年間もフランス帰っていないのだから、上司や他の先輩の方々と相談して3週間ぐらい行った。相談はできる、ケースバイケースと思います。
 
新型コロナのピークのころはどんな働き方でしたか?
僕のチーム特有なのか分からないですけど、僕は現場に行くことが多く、お客さんのところに直接来てという感じでした。リモートワークの環境がお客さんに整ってないので、行かないと話が進まない。
コロナ禍がどこで終わるか見えない状況の中で、現場に来ないと話が進まないって言われ、僕だけ誰も乗ってない新幹線で移動をしていました、回送列車かなというくらい人が乗っていなかったですね…。
 
 
その時に会社の制度などは変わりましたか?
もちろん在宅勤務、フルリモートOKの時期もあって、完全にロックダウンしている時は会社に出ないようにしてくれました。
当時の出社頻度は半分以下くらいでしたね。
部署によってグラデーションはあるけど、半分ぐらいは在宅勤務もあります。規模が小さい自治体とかだとリモート対応が難しいこともあって、どうしても行かなきゃいけないこともありますが。
官公庁だとオンライン会議はできるようになってきました。海外での業務もコロナ禍の1年目はほとんど海外出張はなく、どうしても行かなきゃいけない人だけ行ってましたね。海外とも時差はあるけど、リモートでやり取りできるようになってきています。
そのきっかけもあって、うちの在宅勤務は他の会社に比べて緩和されている状態だと感じています。
 
他の部署との交流についてはどうですか?
実は今、他本部と一緒にあるプロジェクトに挑戦しようという話が進んでいます。そこまで他本部との交流は多くはないかと思いますが、たまにこういう案件をきっかけにして交流はあると思います。
災害や環境問題ってひとつのことだけでなく、複合的なことが絡んでいるので、そういう時に複数の部署で連携したり、国内で知見があって海外に展開していきたいというパターンもあるので、これからもっと連携が進むのではないかと思います。
それ以外の交流はありますか?いわゆる飲み会、忘年会や山に行ったりとか。
僕は会社の仲間と一緒に山に行ったり、同僚の家に遊びに行ったりして、仲良くさせていただいてます。僕の場合、年齢がかなり離れている中途の人も同期扱いで一緒に飲みに行くので、60歳間際の人と新宿に2人で飲みに行ったりして、ちょっと違う交流の仕方をしています。独特なネットワークの張り方ですね。
コロナのピーク時は飲み会もやめましょうとなっていましたが、最近は戻ってきているので皆さんが入社する時は声をかけられると思います。もちろん無理に参加する必要は全くないですよ。
それこそ全然違う部署同士の、謎の20数人の飲み会に誘われて、5月のゴールデンウィークにあたりに飲みに行ったりしましたが、面白かったです。全く喋ったことない人と交流できるのは、本当にたまにですね。
 
逆に内定者の皆さんにこれは話しておきたいということはありますか?
僕はやりがい感じてますよ(笑)!
私は今のところ働きやすいなと思っています。在宅勤務しようと思えばできたり。でも若手だと出社した方が質問しやすいから基本的に出社していますが、午前在宅して午後から出社したりをたまにするんですけど、朝洗濯物を干して、午後出社するみたいな。水曜日ぐらいに在宅勤務すると、上司に今日洗濯物干してきただろうと言われます(笑)。でもある程度自由にというか柔軟に時間管理できるフレックスタイム制なので、早く帰る日があってもいいし、遅く来る日があってもいいから、そういう面で制度的にも働きやすいと思います。
入社してからはいろいろプレッシャーがあると思いますが、誰か必ず相談できる先輩や相談できるような人を見つけてください。知らないんだから悪いとは思わずに、自由に質問するのが大事だと私は思います。
 
会社の環境に慣れるまでどれくらいかかりますか?
人にもよると思いますが一年でもまだ慣れてないところがあるんですね。
だんだんと仕事がわかってくると、身につけないといけない、もっと勉強しないといけないいろんな分野が出てきて、だんだんと頑張るべきことが増えていくので。
仕事は慣れてないんですけど、環境とか一緒に働く人、先輩や上司とかに相談しやすくはなりました。自分の意見をはっきり言いやすくはなりました。それは一年でほぼほぼできるようになったと思いますが、仕事自体はもっと勉強する必要があると思いますので、だんだんとプログレス(前進)するしかないなと思います。
 

 

\ 内定者感想 /

 

 

印象に残った内容は二つあります。
一つは仕事を効率的に進めるにあたって、遠回りせず直接聞くことを重視しているところです。ただし質問する際は、まず考えて仮説を持ってから質問するよう心掛けるということ。
二つ目は勉強の方法で、一人前のコンサルタントになるのに近道はなく、関わった分野から少しずつ勉強し、さらにそれを地道に広げていくという学びの繰り返しの中で、自身の成長を感じられるというところです。コツコツと知識を蓄え、できることを伸ばし一人前のコンサルタントを目指すということ。
先輩方とお話ししていて、何度も仕事に対する考え方がかっこいいなと感じました。それぞれ悩みを抱えつつ、それでも自身の成長を信じて真摯に仕事に取り組まれてきたことがよくわかりました。今後そんな先輩方と一緒の職場で働けることが嬉しいです。
先輩達のお話を聞いて、自分の理想のキャリアに向かって1年ごとの目標を設定し、必要なスキルを習得し、多くの経験を積むことで、夢に一歩一歩近づけると思いました。
また、初めてのキャリアのため、新しい職場での適応が心配ですが、この会社はフレキシビリティがあり、相談できる環境が整っていることが、私にとってポジティブな要素だと感じました。
また、好きでないことや得意でないことをする際に、視点を変えることで意味・やりがいが生まれることを学びました。仕事では、常に好きなことや得意なことだけを追求するのではなく、やりがいを見つけることが、仕事を楽しみながら続けるために重要だと思います。先輩のお話が、私の将来のキャリアにとって非常に参考になりました。
今回の座談会では、仕事への主体的な姿勢を支える柔軟な社風をうかがい知ることができました。社員はそれぞれの将来を見据えた目標を軸として、仕事に必要なスキルとともにアイデアや手法を応用し、自らの付加価値を高めていました。また、仕事でわからないことは聞くべきだが、聞く時間にもお金をもらっているため仮説を持った上で質の高い質問をするべき、という内定者へのアドバイスが印象に残りました。コンサルタントとしての意識の高さを感じ、入社後は、自らの態度がコンサルタントとして相応しいものなのか自問自答しながら、知識を広げ、自分なりのやりがいを見つけていきたいと思いました。
座談会を通して、一流のコンサルタントに近づく過程でのやりがい、苦難、工夫を詳細に知ることができました。特に印象に残ったお話が2つありました。第一に、日々の仕事や配置転換を通して、コンサルタント像が更新されていって幅広くバランスのとれた知識と本質的な理解を追求するようになる点です。エックスは、学び挑戦し続けられる環境であることを再認識しました。そして、わからないことは恥ずかしいことではなく、いかに試行錯誤して短距離で成長できるかを考えるべき、という点です。環境と理系のバックグラウンドがない私ですが、まずは「考えて」から「聞く」力を伸ばしていくことが大事だと学びました。最後に、フレキシブルな職場環境や先輩社員が日々やりがいを感じて働いていることで、会社への魅力を再確認することができました。