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当社研究員の論文が「Environmental Science and Pollution Research」誌に掲載されました。

  • 2025年06月13日
  • トピックス

当社研究員の高橋慶(政策研究部門研究員)が筆頭著者として執筆した研究論文が「Environmental Science and Pollution Research」誌に掲載されました。

<論文タイトル>
The variation in the amount of black carbon particles deposited on leaves at different positions in the canopy of mature Cornus florida and related factors

<著者>
Kei Takahashi, Akari Ohta, Hiroyuki Sase, Naoto Murao, Masahiro Yamaguchi, Hisashi Murakami, Satoshi Nakaba, Kaoruko Mizukawa, Hideshige Takada, Makoto Watanabe & Takeshi Izuta

<成果概要>
日本で都市緑化樹としてよく用いられるハナミズキ成木の葉面ブラックカーボン粒子沈着量が、樹冠内の異なる着葉位置によって有意に異なり、葉表面のエピクチクラワックスの疎水性が関係することを明らかにいたしました。また、成木1本の樹冠あたりの葉面ブラックカーボン粒子沈着量の推定方法を新たに開発いたしました。

※ブラックカーボン粒子…大気中に浮遊するPM2.5の主成分の1つで、元素状炭素のこと。
※葉面ブラックカーボン粒子…植物の葉の表面に沈着・保持されたブラックカーボン粒子のこと。

<DOI>
https://doi.org/10.1007/s11356-025-36597-9
※オープンアクセス論文のため、どなたでもご覧いただけます。

 

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